梅酒とは

「アルコールが苦手だけどこれは飲める!」なんて人も多い梅酒。

度数は8〜15度と高めですが、ロックだけでなく水割りやソーダ割り、

ジュースなどで割って飲みやすくすることもできるのが梅酒や果実酒の特徴です。

 

一般的にはホワイトリカーで漬けた梅酒が一般的。

他にも焼酎や日本酒、ブランデーなどをベースに使用した梅酒も市場に多く出回っているんです!

漬け方が簡単なことから、ご自宅で作る方も多いのでは?

今回はそんな梅酒の作りかたをお教えします!

 

梅酒の作り方(丁寧Ver)

◆用意するもの

*青梅

梅は5月〜6月が旬。

スーパーなどの店頭に並ぶ期間は非常に短いので、チャンスを逃さないように注意!

時期になると必要な道具や材料を一式一緒に並べているお店も少なくありません。

中にはレシピを一緒に並べているお店も!

作るのが初めてという方も、いくつかスーパーを見て回ってみるのもいいですね◎

 

下ごしらえとして、梅は傷をつけないようによく洗ってきれいな状態に。

あく抜きのために2時間〜4時間程度つけておくと尚良し!

竹串やつまようじでヘタを取り、一つひとつきれいに拭きあげていきます。

*氷砂糖

梅と氷砂糖は1:1の量が基本ですが、お好みに合わせて氷砂糖の量を調整してください。

氷砂糖のほか、はちみつを代用品にして漬ければ「はちみつ梅酒」に♪

氷砂糖を減らした分はちみつにしても、全てはちみつに変えてもOKです!

氷砂糖のみのものと比べると仕上がりが早く、まろやかな口当たりの梅酒に。

*ホワイトリカー

手作り梅酒に用いられるのは一般的にホワイトリカーというクセの少ない焼酎。

お好みに合わせて芋焼酎や日本酒、ブランデーなどで漬けてみてもOK!

 

ただ、お酒選びで気をつけることが一つ。

実は『アルコール度数が20度未満の果実酒を家庭で作ること』は酒税法で禁じられているんです。

また、35度を超えるものを使用するのが一般的。

度数が高ければ高いほど殺菌効果が上がるので、手間をかけたくない方にはおススメです!

 

もし35度未満のお酒を使うのであれば、梅の表面が乾いてしまわないよう、

毎日瓶を回してかき混ぜましょう。

*漬け込み用の瓶

漬け込む量にもよりますが、4リットルのものが一般的。

瓶は漬け込む前に清潔な状態にしておく必要があります。

水から鍋に瓶を入れて煮沸し、しっかり水気を拭き取りましょう。

それぞれの分量は?

・青梅:1kg

・氷砂糖:1kg(好みに合わせて減らすのもOK)

・ホワイトリカー(焼酎):1.8ℓ

・4ℓ以上の漬け込み用瓶

・竹串やつまようじ、キッチンペーパーなど

 

これはあくまでも基本の量です。

スーパーなどで販売されている青梅は、1kgで袋に詰めらているものがほとんど。

作りたい量やお好みの味に合わせてベストな配分を見つけてくださいね!

 

梅酒の漬け方

①煮沸消毒を済ませた瓶に、下ごしらえ済みの青梅を入れます。

ここでポイントなのが、「青梅と氷砂糖を交互に入れていく」こと。

青梅を底に並べ、氷砂糖を投入、また青梅を並べて…と繰り返していきます!

 

②全て入れ終わったら、ホワイトリカーを注ぎます。

交互に並べた青梅と氷砂糖が崩れてしまわないよう、静かに注ぎましょう。

③注ぎ終わったら、蓋を閉めて冷暗所に保管!これで作業は終了です。

ベストなのは、温度変化が少なくて直射日光の当たらない場所。

 

漬け始めてから3ヶ月程度で飲めるようになります!

1年〜2年程度漬け込めばきれいな琥珀色になり、まろやかな梅酒になりますよ♪

梅酒はもちろん、漬け込んだ青梅をそのまま味わったり、スイーツ作りに使用するのも◎

最後に…

いかがでしょうか?

思ったより簡単に作れそうですよね!

我が家で毎年梅酒と梅酢を1瓶ずつ漬け、

残暑の頃にはさわやかな梅酒・梅酢を楽しんでいます!

 

最近では自家製梅酒も一般的なものになり、材料も手に入りやすいので、

ぜひ今年はチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

変化を楽しみながら味わえるのも、自家製梅酒ならではですよ♪