おにぎりの具といえば梅干し、という人がいるほど日本にとって馴染み深い梅干し。
梅干しは日本ならではの食品の代表ともいえますね。
みなさんは、梅干しをご家庭で漬けている様子をごらんになったことがあるでしょうか。
市販の梅干しは知っているけど自分たちでできるなんて知らなかった、
そんな方もたくさんいらっしゃるかもしれません。
市販の梅干しもおいしいですが、自分で作った梅干しはきっと絶品にちがいありません。
今回は、ご家庭でだれでもできる梅干しの作り方をご紹介させていただきます。
・梅干しを作るのに最適な時期は?
梅干し作りの時期は関東では6月ごろ、東北では7月ごろといわれています。
というのも、梅干し作りに必要な梅が収穫される時期がこれくらいだからです。
梅といえば赤い色を思い浮かべる方が多いでしょうが、
梅はもともとは赤い色ではないんです。
梅干しの色が赤いのは、しその色を染みこませているからなんです。
青い梅や黄色い梅がありますが、梅干し作りにはできるだけ黄色い梅を選びましょう。
青い梅は皮がかたく、漬かりにくいうえに、
その色が移りにくく梅干し作りには向いていません。
青い梅がある場合は梅ジュースなどにしたり、
少しおいて黄色く熟してくるまで待ちます。
また、傷んだ梅はカビや濁りの原因になってしまうので
なるべくないものを選んでください。
・梅干しの漬け方
梅の作り方は簡単、とはいえません。
手間隙はかかってしまいますが、やり方が分かれば誰にでも作ることができます。
材料
梅
粗塩(梅の重量の20%)
焼酎
赤しそ
容器(梅の2倍の容量)
重石(梅の2倍の重量)
落し蓋
まず、梅をさっと洗って汚れを取り、ざるに上げきれいな布巾で水気をふき取り、
つまようじなどで丁寧にへたを取り除きます。
焼酎で湿らせた布巾で容器をふいて消毒し、そこに塩をふります。
その上に梅を広げ、上に塩をふり、これを繰り返します。
焼酎で消毒した落し蓋と重石をしてラップでくるみ、
全体を新聞紙などで覆い、涼しくて暗いところに置いておきます。
1~2日ほどで半分くらいの梅酢ができるので、少し揺らして梅全体に触れさせます。
さらに2~3日ほど待てば梅酢が完全にあがります。
梅がつぶれないように重石を半分くらいの重さのものに交換しておきます。
梅酢があがれば次は赤しその用意をします。
その量はだいたい梅の10~20%くらいの重量です。
梅に着色をしない方はしそはとばしていただいて大丈夫です。
しそのくきを取り、葉だけにして汚れを洗い落とします。
しそ200gに対して大さじ1杯の塩を用意して、半分をしそにもみこみます。
すると濁ったアクがでてくるので、しぼって捨てます。
もう一度残りの塩をもみこみ、でてきたアクをしぼって捨てます。
梅酢をカップ1杯分とり、しそを入れてほぐします。
するとしその色が梅酢にでてくるので、赤くなった梅酢をしそごと容器に戻し、
全体になじませ、また落し蓋と重石をして漬けておきます。
晴天が続きそうな日に梅をざるにあげて、当たらないように広げて天日干しにします。
このときしそと梅酢も一緒に天日干ししておくと、しそはゆかりになり、
梅酢は味が濃くなってよりおいしくなります。
2、3日ほどしたら一度裏返し、さらに2、3日ほど天日干しをして完成です。
漬けていた容器とは梅を別の容器に入れ、すぐにでも食べられますが、
半年ほどおいておくとさらにおいしくなります。
「素人にもできる、自家製梅干しの簡単作り方説明実況」
・まとめ
梅干しの漬け方、いかがだったでしょうか。
一見とても大変そうに思えますが、漬けてしまえば置いておくだけで、
一度にたくさん作れますし日持ちもするので長く味わえます。
ぜひ一度、自分だけの梅干しを作ってみてはいかがでしょうか。