小学校4年生は、ちょうどハーフ成人式の10歳を迎える学年ですね。
まだまだ子どもだと思っていても、
大人じみた発言をしたりちょっと背伸びをしたくなる年頃です。
子どもの自我も強くなってきて、自分の好き嫌いもはっきりとしてくるので、
夏休みの自由研究を考えるのも大人から押し付けるのではなく、
子どもと一緒に考えて興味のあることを提案してあげるように心がけてあげてみましょう。
興味が出たら一直線!驚くほど集中して夏休みの自由研究に取り組むでしょう。
しかし、何に興味があるのか分からない、
そんな方のために今回は小学校4年生が興味をもって取り組める
夏休みの自由研究についてご紹介していきます。
昆虫採集
昆虫採集をしたことがある父親も多いのではないでしょうか?
昆虫採集は、仕事が忙しくて普段なかなか一緒にいられない父親と
お子さんの楽しい時間の場にもなります。
【昆虫の見つけ方】
1.樹液が出ている広葉樹。
2.草花の葉に、虫食いのあとがある場所。
3.花が咲いている場所。
4.山の入り口
この様な場所に昆虫はいます。
昆虫を見つけたら、「昆虫の名前や大きさ、昆虫を採った場所や日付」を書きましょう。
「写真または、イラスト」も書いておくとより分かりやすいです。
昆虫の種類やどういう場所によく生息しているのかも
昆虫図鑑で調べて記録をすると良いでしょう。
小学校4年生から理科の授業が始まります。
昆虫が好きなお子さんにはぜひ、おすすめの自由研究です。
注意点としては、昆虫採集の時の服装は、長袖・長ズボンにしましょう。
また、昆虫採集をする場所が山であったり家から離れている場所であるのなら、
必ず大人の人も一緒に行きましょう。
住んでいる街の歴史調査
【方法】
1.住んでいる街の歴史について調べる。
2.今と昔でどのように変化したのかを比べてみる。
3.例えば、昔はあった池が今は埋め立てられ、
上には家がある場合などは、その理由について調べたりしてみましょう。
図書館に行って調べたり、昔から住んでいる方々に直接聞くのもよいでしょう。
理科と同様、小学校4年生から社会も始まるので、
歴史に興味のある子どもは楽しく自由研究をすることができるでしょう。
避難場所を調べよう
【方法】
1.住んでいる地域の避難場所を調べる。
2.実際に避難場所へ行き写真やイラストを書く。
3.災害が起こった場合にどのように行動をするのかの手順や、
避難袋の中身についてまとめる。
高学年になったら、避難訓練でも低学年を優先にしましょう。
と、自分より小さい子を守るように道徳で教わります。
地震大国日本において、近くの避難場所や非常時の行動を
理解するのは大切なことですので、意義のある自由研究になるでしょう。
国旗パズル
【方法】
1.いろいろな国の国旗を見て、どの国の国旗が似ているのか考える。
(日本とタイなど似ている国旗を探しましょう。)
2.プラ板に、フェルトを貼って組み合わせる。
3.さまざまな国旗から興味を持った国について人口や言語、
面積などを調べて日本と比較をしてみましょう。
2020年には東京オリンピックが始まります。
オリンピックは海外に目をむけてみるよい機会です。
国旗パズルをした中から、
特定の気になる国の文化や歴史について調べてみるのもよいでしょう。
(自由研究 国旗パズル 小学生におすすめのプラバン工作♪)
自由研究の選び方
自由研究でなにをするかお悩みの方は多いでしょう。
自由研究の選び方で、大切なのはお子さま自身が好きな教科を選び、
その教科のどこが好きなのかを整理することです。
理科が好き→昆虫が好き→それなら昆虫採集。
また、理科が好き→星が好き→それなら天体観測など、
自分の好きな教科から考えると、興味のあることも分かりやすいです。
また、理科や社会も好きではないけど遊ぶのは大好きなお子さんには、
一緒に博物館に行ったり、キャンプをして火の起こし方など遊びながら
学べるものを自由研究の課題にあげても良いでしょう。
自由研究の醍醐味は何と言ってもお子さん自身が興味のあることを
「自由に研究ができる」ことです。
お子さんがしたいことを否定せずに、
見守りながら自由研究が上手にできるように手助けをしてあげてください。