小学生の夏休みには多くの宿題が出ますが、
その中でも時間のかかってしまう宿題は「夏休みの自由研究」ですね。
子どもたちにとって自由研究は夏休みの恒例行事のようでもありますが、
学年が上げるにつれてより自然と自由研究のレベルは上がってしまいますので、
5年生にもなると何をするかがとても重要です。
子どもも保護者の方々も、何をすれば良いのかと困ってしまいがちだと思います。
そこで今回は、夏休みの宿題がなかなか決められない小学5年生の為に、
オススメの自由研究の内容を様々なジャンルからご紹介します。
なるべく早く自由研究を終わらせて、残りの夏休みを楽しみましょう!
実験系の自由研究
まずは、実験系の自由研究からご紹介します。
高学年になったので、少し手が凝った自由研究をしたいという小学生にはオススメです。
そして、今回するのは「ペットボトルの中での雲作り」です。
いつもは空を見上げて見ている雲ですが、それをペットボトルの中で作ってしまうという実験です。
持ち運びもしやすいペットボトルを使って、簡単に雲の観察が出来ます。
方法:
- ペットボトルの底1cm程までぬるま湯を入れます。
- 線香に火を付けて、その煙が出ている方をペットボトルの中に入れる。
- その煙をペットボトルの中に溜めます。
- 煙がある程度溜まったら、ペットボトルのキャップを閉じましょう。
- 両手でペットボトルを潰します。
- 潰した状態から両手の力を急に抜くと、ペットボトルに雲が出来ます。
ペットボトルを強く握ったり、弱く握ったり、
何回か握ったりしてみて、雲の変化を観察しましょう。
また、その後に雲がどうなるのかも観察をすることが出来ます。
雲を作る際には、線香などで火を起こす必要があります。
火を子どもだけで扱うのは危険なので、周りに大人の方がいる時に注意して行いましょう。
また、重要なのはぬるま湯で行うという事です、
熱湯をペットボトルの中に入れるのは危険なので注意しましょう。
実験!ペットボトルで雲を作る!?
工作系の自由研究
続きましては、小学生に人気の工作系の自由研究の内容をご紹介します。
ここでは小学5年生らしく、少しレベルの高い「手作り望遠鏡」の作り方をご紹介します。
望遠鏡を作って空を観察してみましょう。
道具
・チップスターなどの筒状の空き箱1個&その蓋を2個、
・底が丸くへこんだガラスコップ、
・2,0程の老眼鏡、
・黒の画用紙、
・セロハンテープ
方法:
・コップの底から目で見て、その先に老眼鏡を持っていき、
ピントのあう場所を探し、その長さのある筒状の箱を使いましょう。
・筒状の箱の蓋の真ん中を丸く切り抜きます。
・蓋にコップを底からはめ込み、セロハンテープで固定をします。
・筒状の箱の蓋の真ん中に大きい丸い穴を開けて、老眼鏡のレンズをセロハンテープで貼り付けます。
・筒状の箱に画用紙を巻き付けてセロハンテープで固定し、中の包を抜き取ります。
・筒状の箱にコップが付いた蓋をはめ込み、黒画用紙の筒に老眼鏡レンズが付いた蓋をはめ込みます。
・黒画用紙の筒に、筒箱をはめ込んで完成です。
実際には黒画用紙の筒を動かして、見ている物へのピントをあわせましょう。
この望遠鏡を作るだけでも良いでしょうし、この望遠鏡を使って観察した物を、
ノートや紙にまとめて書いても良いでしょう。
望遠鏡をつかって太陽を見ては危険なので、絶対に太陽を見てはいけません。
まとめ
小学5年生にオススメの自由研究はいかがでしたでしょうか?
自由研究はどんな事をやっても良いのですが、
実際に何をするかは迷ってしまいがちだと思います。
今回ご紹介したのは、保護者の方と一緒に出来るものなのでオススメです。
是非やってみて下さい!