エアコンのカビ臭いのを防止する方法
さて、季節はいよいよ夏本番を迎える暑さになってきましたね。
太陽の日差しが痛いくらいです。
暑いのは昼間だけではなく、夜もなかなか気温が落ちず、
睡眠不足の方も多いでしょう。
そんな暑い夏に大活躍する家電と言えば・・・
エアコン♪
これさえあれば夏も乗り切れると思っている方も多いはず。
しかし久しぶりにスイッチを入れてみたら、
「あれ何か臭い!?」
といった体験ございませんか?
実はこれを放っておくと、身体にも害を及ぼします。
◎臭いにおいの原因◎
エアコンの構造は、お部屋の空気を吸い込んで
それを冷たい又は温かい風として送り出しています。
そのお部屋の空気を吸い込む時に、
一緒にお部屋にあるホコリも吸い込んでしまいます。
そしてそれが少しずつエアコンの中に溜まっていき、“カビ”が発生するのです。
特にカビは、温度や湿度の高い季節に発生しやすいと言われています。
さらにカビの他にも“タバコ”や、台所で使用する“油や食料”、
“人間の汗や飼っているペットのにおい”なども原因にあげられています。
こうしたカビや汚れを放っておくと
“エアコンそのものの機能が低下してしまい故障の原因”になったり、
“無駄な電気代を使用したり”といいことがありません。
◎身体への影響◎
そんなカビが大量に発生しているエアコンを使用するということは、
お部屋中にカビを撒いているのと同じことです。
考えただけで鳥肌が立ちますね。
そしてその撒き散らしたカビがきっかけで病気になってしまうことがあります。
ご家族の中に小さいお子様やご高齢の方がいる、
そして何かしらのアレルギーを持った方がいるご家庭は要注意です!
さてそんなカビを吸い込んだらどんな症状が出るのでしょう。
人によって様々だと言われていますが、鼻に違和感(鼻水、鼻つまり、くしゃみなど)、
咳などが一般的な症状だと言われています。
最初は夏風邪かなと思って市販の薬を飲む
⇒外に出たら症状も出ず治ったと勘違い
これが繰り返されるととても危険な病気に陥ります。
それは・・・“肺炎”、正確にはカビが原因の“夏型過敏性肺炎”
を引き起こすこともあるのでくれぐれも油断しないで、
少しでもおかしいと感じたらすぐに病院に行きましょう。
そして何かしらのアレルギーを持っている方はさらに注意が必要です。
このカビが原因でアレルギーの悪化することも。
特にアトピー性皮膚炎を患っているかたは、カビが原因で悪化しやすいので、
エアコンの使用はくれぐれも注意してください。
◎エアコンのお手入れ方法◎
こんな危険なカビから身体を守るには、お掃除をしましょう!
本当に簡単なお掃除で改善することができます。
〈フィルターのお手入れ〉
- エアコンにフィルターがつけたまま、表面に付着しているホコリを掃除機で吸い取ります。
- それからフィルターを外し、掃除機をかけます。
- 目に見えるホコリが無くなったと感じたら、次は水洗いです。
水洗いでは内側から洗うと綺麗に落ちますよ。
- 水洗いが終わるとしっかり干して、水分を無くしてください。
〈吹き出し口のお手入れ〉
- 吹き出し口をお手入れする際は、電源を切りコンセントを抜きます。
- 中性洗剤を薄め、タオルに染みこませ指を使い軽く拭いていきます。
もし指が入らない場合は、細くて丈夫な物(割り箸など)を使いましょう。
- 最後は水拭きして終了です。
動画も参考にしてください。
◎まとめ◎
上記の2つのお手入れをするだけでにおいは大分改善されます。
何より継続することが大切ですね。
掃除を毎日できればいいですが、なかなか難しいです。
そんな時は、“冷房を切った後送風運転をする”、“こまめな換気”などで、
カビ予防になりますのでぜひ試してください。
それでは綺麗な空気で快適エアコンライフをお過ごし下さい♪