ドライアイスを使った自由研究

毎年の夏休みに行う宿題として定番なのが自由研究ですが、

ドライアイスを使った実験などを夏休みの自由研究として行うのがオススメです。

ドライアイスはスーパーなどで貰うことや購入することもでき、

とても身近な物だと思います。

 

そんなドライアイスを使った実験方法は様々な物があるので、

自由研究の内容としても相応しいです。

小学生でも保護者の方と一緒にできて楽しめると思いますし、

中学生の自由研究にもピッタリな少し高度な実験も簡単に出来ます。

もし、自由研究のテーマがまだ決まっていないのであれば、是非ご参考にして下さい!

ドライアイスの注意点

ドライアイスの実験を行う前に、最低限知っておくべき注意点を確認しておきましょう。

ドライアイスはとても低温で、二酸化炭素を発生させています。

 

1.容器を密封しておかない。

2.室内では換気をしながら実験を行う。

3.短時間なら手でも触っても良いが、基本的には直接素手で触らない。

4.ドライアイスは、布などで被せてから割る。

 

ドライアイスを触っての凍傷、

密室でドライアイスを使っての酸欠などには十分注意をしましょう。

また、ドライアイスは小さなお子さんの手につかない所に保管をしておきましょう。

触ってしまったり、口に入れてしまったりしては危険です。

ドライアイスを使った実験

ドライアイスの実験をする時には、「実験の目的」、「やり方」、「過程」、「結果」、

「なぜそうなるのか」などを紙やノートに書いていきましょう。

これをやると、自由研究として相応しい内容になります。

また、実験風景の写真を撮って、その写真を使ってより分かりやすくするのもオススメです。

ドライアイスを滑らせる

ドライアイスを机の上などに置いて滑らしてみましょう。

ドライアイスは気体になり、それによってドライアイスが少し持ち上がります。

なので、机との摩擦がなくなり、他の物質よりもなめらかに進みます。

これを、「等速直線運動」といいます。

ずっとやっていくと、ドライアイスが小さくなります。

霧をつくる

ドライアイスを流しやコップの中に入れて、その上からお湯をかけましょう。

ドライアイスが溶けて、霧のような白い煙が出てきます。

ドライアイスの量によっても異なりますが、大量の煙が出てきます。

コップが倒れる事もあるので、流しでやるのがオススメです。

膨張実験

ドライアイスを小さめに砕いて、フィルムケースなどに入れて蓋をしましょう。

少し時間が経って、その後に大きな音を立てて蓋が飛びます。

勢いよく飛びますので、上から覗かない、

フィルムケースの上に電球などが無いかを注意をして行いましょう。

また、ビニール袋の中に入れて、その袋を縛っても同じように、

どんどん大きくなっていき、袋が破裂します。

シャボン玉を置く

ビーカーや大きめのコップ(仲が見えるように透明の容器がオススメ)の

中にドライアイスを入れましょう。

その容器にシャボン玉を浮かべます。

通常は下に落ちて行きますが、ドライアイスが発生させている二酸化炭素は

シャボン玉よりも重いので、シャボン玉がコップの上の方に浮いて下には落ちません。

コップの中に浮かんだシャボン玉は面白いでしょう。

電子レンジに入れてみる

細かくしたドライアイスを耐熱皿などに入れて、電子レンジに入れてみましょう。

大体、1000Wで1分間です。

何でも温めてくれる電子レンジですが、意外にもドライアイスは溶けません。

ドライアイスはとても冷たいですが、氷ではなく二酸化炭素が個体になったものなので、

電子レンジに入れても溶けません。

まとめ

ドライアイスを使うと、面白い実験はいくつも出来ます。

アイス屋さんでアイスを買った際などにも、頻繁に貰えるドライアイスですが、

その面白い性質は自由研究の実験にもピッタリです。

是非試してみて下さい!

 

ドライアイスででおもしろ実験してみた!自由研究にでも!その1