小学生低学年のお子さんの宿題なら、算数や漢字は簡単に教えることができますよね。

しかし、答えのない読書感想文となると難しいものです。

 

まず、どの本を読むのが適しているのか、感想文の書き方も宿題を

手伝ってあげたいけれど低学年向けの書き方が分からず苦戦しませんか。

今回は、小学生低学年用の読書感想文向けの本の選び方から本を

読んでいるときのコツ、感想文の書き方をお伝えしていきます。

小学生低学年用の本の選び方

カンタン!読書感想文の書き方のコツ

まず、感想文を書くには読む本を選ぶ必要があります。

1・好きなジャンルの大きい字の本

本の選び方は、子どもが冒険物が好きなら冒険物の本であったり、

ハリー・ポッターなどの魔法使いのお話が好きなら魔女の本と

子ども自身が興味を持つジャンルから選びましょう。

 

しかし、いくら興味のある本だからといって分厚い小さい字の本は避けましょう。

分厚い本はその分、読むのが難しく、小さい字にだんだんイライラしたりして、

途中で本を読むのに飽きてしまったり本が嫌いになる可能性もあります。

 

好きなジャンルの大きい字で書いてある本を選びましょう。

好きなジャンルでないと面白いと感じることもないですし、感想文を書くのも難しいです。

2.今まで読んだことのある本

もし、子ども自身が本を読むのを好きではない場合は、

今まで読んだことのある本を読んでみても良いでしょう。

本は読むたびに、見る角度が変わったり感想も変わるものです。

ですので、読んだことがある本でも十分感想文は書くことができます。

3.課題図書を参考に子どもと本を選ぶ

また、どうしても良い本が見つからない場合は課題図書

参考に子どもと本を選ぶのも良いでしょう。

 

課題図書はその学年に適した本を教えてくれますので、

漢字や言葉の意味なども分かりやすく読みやすい本となっているので、感想文は書きやすいです。

本の読み方

1.メモを用紙する

普通に本を読むだけでも良いのですが、何日にも渡って本を読む場合や、

後になって本の内容を忘れてしまわないためにも、メモを用意して本を読むと良いでしょう。

2.メモに感想を書く

本を読んでいる途中に心に響いた言葉があったら、メモにページ数と共に記入をすると、

後で振り返ったときに、すぐに確認をすることができます。

本を読む前にどうしてこの本を選んだのか、本に対してどの様なイメージがあるのか

最初のインスピレーションも忘れずにメモをしておくと、感想文が書きやすくなります。

 

好きなシーンと共に、自分の感想も書きましょう。

主人公と共感した、共感していないという感想だけでも大丈夫です。

その時思ったこと、感じたことを素直に書いてみましょう。

3.遊び感覚で付箋(ふせん)を使う

また、メモではなく付箋(ふせん)ですと、そのページに貼り付けることや、

ペタペタと低学年の子どもなら遊び感覚で楽しく本を読むこともできます。

感想文の書き方

感想文の書き方のコツは、起承転結で書くことです。

 

「起」では、本を選んだ理由や、本の紹介、最初に本を読んでいて

感じたことなどメモを元に書き出します。

 

「承」は、主人公の性格や、一番印象に残った内容、その理由などを書きます。

 

「転」では、自分が主人公ならどのように思うかなど物語にもし自分が

登場したらと考えて書くと書きやすいです。

 

「結」はまとめです。この本を読んで最終的にどのように感じたのか。

起ともし、違うように感じたのならその理由も簡単に書くと良いでしょう。

 

メモを元に書く内容を先にまとめてから書くとスムーズに感想文を書くことができます。

感想文とは

感想文の定義は、感想を書くことです。

本の内容ばかりを書いていたら感想を書く場所が減ってしまうので、

感想をメインにしっかりと書けるように手助けをしてあげてください。

 

本を読んで受ける印象は様々です。子どもたちが書きたいことを尊重して

感想を否定をしないようにし、

何よりも本を読むのが楽しく好きになるようになると良いですね。